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2011.11.28

ビジネスインテリジェンス分析で投資利益率の改善を実証
【Panorama Software Industry News より】

 北米で情報技術関連製品の販売を手掛けるイングラム・マイクロ社は、顧客の投資利益率の改善をデータ分析によって証明するためにビジネスインテリジェンスソリューションを導入しました。顧客企業の投資利益率の増加の実証に役立てる計画です。ITビジネスリポートの最近の記事をご紹介します。

 イングラム・マイクロ・カナダのマーケティングディレクター、ジェニファ・ジョンソン氏は次のように述べています。「わが社では、可能な限り確実に適切なベンダーのメッセージを、適切な再販売業者に適時に伝えることを目的としています。そのためにBI、データ分析ツールをうまく活用する必要があります。」

 同社は分析ツールを活用して情報技術製品のデータをカテゴリー別、ベンダーごとの売上、収益率が上昇した製品および低下した製品などのランキングで収集・分析することにより、顧客企業にROIを実証しています。他にもベンチマークとしてブランド認知度、ウェブメトリクスなどがあります。

 ジョンソン氏によると、同社では年に2回ないし四半期毎のペースで顧客にデータ分析を提供する計画があります。これによって可能なかぎり最新の情報を顧客企業に提供することを目指しています。

 業種を問わずBI分析ツールに強い関心を示す企業が多く、需要が増大しています。スマートメディアコレクティブが最近行った調査によると、情報技術の専門家200人のうち80パーセントがすでにBIを導入しているか、導入する計画があると回答しています。