医療機関でビジネスインテリジェンスの活用が拡大
【Panorama Software Industry News より】

　医療機関では各種データやカルテなどの記録を電子媒体で利用する頻度が増え、BI活用の拡大をサポートする情報技術専門家が必要になってきています。ガバメントヘルスITの記事をご紹介します。

　ニュースサイトでは、医療業界の人材紹介会社エクスペリス・ヘルスケアによる「2012年度の注目すべき情報技術」のランキングを公表しました。これによると、来年度は今年に比べてビジネスインテリジェンスソリューションの活用を拡大する計画があるようです。

　記事では、より医療業界に特化したBIプラットフォームが来年度中にも発売される見込みであることが伝えられています。

　エクスペリスの副社長ジラルモ・モレノ氏は次のように述べています。「現在医療業界では、分析ツールのスキルを有する人材が市場にあるとは限りません。現在、市場にツールはありますが、医薬品業界が長年使用してきたシステムほど強固ではないため、メインストリームのシステムにはなっていません。」

　先月、TechTargetは傘下のサイト「サーチヘルスITコム」によるウェブアンケート調査結果を発表しました。この中でもBIの活用増加が報告されています。企業の最高情報責任者250人のうちほぼ半数が、すでにBIを活用していると回答しました。また40.7パーセントは最近導入を開始したと回答しています。