2011.11.30
アジア太平洋地域でビジネスインテリジェンス導入が拡大
【Panorama Software Industry News より】
アジア太平洋地域でビジネスインテリジェンスソリューションの導入がますます増加しています。IDCが発表した調査によると、BIは長期的、短期的にも企業ビジネスの最優先事項であると全体の3分の2が回答しています。
MISアジアによると、近日発表予定のIDCリポート、「IDCアジアパシフィック(日本を除く)ビジネス・アナリティクス2012、上位10位予測」ではアジア各国企業のCIOおよび情報技術部門の意思決定者1,300人を対象に調査を行いました。その結果67パーセントがBIを最優先事項と認識していることがわかりました。
「成熟市場では競争の激化により、特にディフェンシブ戦略に焦点を当てる傾向が強くなるでしょう。コスト抑制や顧客ロイヤルティ構築、業務最適化のためにビジネスアナリティクスが活用されるようになると思われます。」IDCプログラムマネジャー、ダニエル・ジメネス氏はこのように予測しています。
新興国市場では顧客に関するインサイトの入手、リスクマネジメント効率改善、財政的な観点から、今後BIを活用するようになると予測されています。
BIは米国でもますます重要な技術になっています。ガバメントヘルスITが最近発表した調査によると、BIスキルを持つ人材の需要は2012年度中に大幅に増大すると予測されています。