2011.12.12
データ急増に対応するセルフサービスBI
【Panorama Software Industry News より】
来年度はビジネスインテリジェンスソリューションの活用が増加すると予測されています。その中でも特にセルフサービス機能の導入が検討されているようです。ITコンサルティング会社ブロアグループの調査によるレポートをご紹介します。
セルフサービスビジネスインテリジェンスの導入は来年度の最優先事項のランキングで2番目でした。運用プロセスに分析機能を統合したいという要望が第1位でした。
調査結果によると、現在BIが使用されている形態として最も多いのは従来型のレポート生成機能で、全体の71パーセントを占めています。また現在導入している技術としてはダッシュボードの活用を挙げる企業が最も多く、全体の51パーセントでした。また「導入計画がある」という回答が最も多かった技術は、予測分析機能であることがわかりました。
デトロイト・コンサルティングでもBI活用の実態について調査が行われ、その結果、来年度にプラットフォームの拡張を計画している企業が多いことがわかりました。今後は企業のデータ量の急増を背景に「データの活用を整備」する傾向が拡大すると研究者は予測しています。膨大なデータの活用のための選択肢として分析ツールが普及するでしょう。