2011.12.29
高度なBIを低予算で実現するセルフサービスビジネスインテリジェンス
【Panorama Software Industry News より】
2011年はビジネスインテリジェンス技術の発展にとって重要な年でした。BIソリューションを導入し、プラットフォームを拡張して高度な機能を追加した企業は大幅に増加しました。インフォメーションウィークの最近の記事によると、2012年度もアナリティクスにとってますます重要な年になるようです。
とはいえBIソリューションの使いやすさは、情報技術管理者が懸念するポイントです。IT予算が緊縮傾向にあるなかで企業は新しく導入するプラットフォームに多額の資金を投資する以上、失敗することはできません。
今後はこのような予算の要因からセルフサービスビジネスインテリジェンスのニーズが高まると専門家は予測しています。セルフサービスBIは従来のツールよりも使いやすく、BIユーザー層に人員を自由に追加できるというメリットがあります。
インフォメーションウィークの調査によると、もっとも懸念している事項はデータの品質であるという回答が今回初めて半数を下回り、やや減少傾向にあります。
セルフサービスはビジネスインテリジェンスを次世代のソリューションへ転換する分野のひとつです。ソーシャルや関連検索機能の活用によって、企業が蓄積したデータの分析と有効利用が初めて可能になりました。