2012年度もっとも重要視されるソリューションとは
【Panorama Software Industry News より】

　最近発表された調査によると、企業はアナリティクスシステムの新規導入、あるいはすでに定着しているプログラムの拡張を検討しているという傾向がわかっています。2012年に企業が最も重視する情報技術のトップはビジネスインテリジェンスであるという調査がユニシスから発表されました。

　特にビッグデータ処理の手段として、ビジネスインテリジェンスソリューションが重要視されていることがわかりました。

　洞察力と競争上の優位性を獲得できれば、有利な機会になると同時に競合他社への強みにもなります。企業や政府機関は革新的な業務や事業の構築、サービスレベル向上、効率の改善のために高度なアナリティクスの導入を検討しています。

　今後、高度なBIソリューションは有用な情報通信機器のひとつとして重要視されると調査結果は予測しています。他にもモバイル、クラウド、ソーシャルコンピューティングなどが注目されています。

　IDCは最近、半年ごとに行う世界ビジネスアナリティクス市場調査 (Worldwide Semiannual Business Analytics Tracker) を発表し、BIソリューション市場は2011年度に比べて2012年度末までに8パーセント以上増加し、およそ340億ドルの規模に成長する見込みであると予測しています。