2012.01.24
アメリカ海軍、財源縮小のなかBIを有効活用へ
【Panorama Software Industry News より】
少ない財源で効果的な運営を目指してBIシステムを活用しようとするアメリカ海軍の関連機関が増加しています。あるBIソリューションベンダーが最近発表しました。
ビジネスインテリジェンス活用増加の背景には、多くの政府機関が予算縮小に直面し、しかも目標達成が必要になっていることがあります。BIは既存の情報技術基盤をアップグレードし、スピーディなデータへのアクセスに役立ちます。
BIベンダー社長、ジェラルド・コーヘン氏は次のように述べています。「海軍組織では、データ保管、レポート作成などについて、民間部門と同じように多くの課題を抱えています。適切なビジネスインテリジェンスソリューションの活用によって、優れた洞察が入手できるとともに、人的資源や予算など人材管理の向上が期待でき、少ない財源でも成果を上げることができます。」
2012年は、大半の企業でIT関連予算はひきつづき厳しい状況にありますが、ビジネスインテリジェンスとクラウドコンピューティングの導入は増加すると予測されています。フォレスターリサーチは「米国情報技術市場予測 (U.S. Tech Market Outlook) 」を最近発表しました。企業は情報管理アプリケーションに170憶ドルを配分すると見られ、そのうち金額でもっとも多いのはBIシステム予算で、およそ80憶ドルが配分される見込みです。