2012.01.27
企業の意思決定を担うソーシャルビジネスインテリジェンス
【Panorama Software Industry News より】
企業データの有効活用のためにビジネスインテリジェンスに注目する企業がますます増加しています。ニュースサイト「テックリーダー」によると、企業とデータの切っても切れない関係は今日のビジネスの成否を分ける決定的な要因になっています。
執筆者マーク・バナーマン氏は次のように述べています。「現代のBIは10年以上前の当初の性能と比較するとまったく別のものに近く、大幅に進化しています。特に最近は従来のBIに欠けていた機能であるソーシャルやビッグデータ対応が充実しています。今後のビジネスを考えると、モバイル、ソーシャル、BIをうまく組み合わせることは世界市場のビジネスで成功する企業競争力の推進に不可欠な要素です。」
またモバイルも現在のBIの重要な要素のひとつです。強固なスマートフォンやタブレット端末の出現によって、経営者は時間や場所の制約を受けずに経営判断に役立つ情報を自在に取得できます。
BIの機能と意思決定のレベルは、このような技術革新によって次世代版へと進化しています。
ガートナーは最近の調査結果から、BIは今年度も企業における情報技術の最優先項目になると予測しています。2012年度はBIをソーシャル、モバイル、クラウドコンピューティングと組み合わせて活用する傾向にあり、支出の増加が見込まれます。