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2012.02.15

データの品質がビジネスインテリジェンス導入成功を左右する
【Panorama Software Industry News より】

 ビジネスインテリジェンスソリューションを導入する企業は、スピーディな経営判断の実現のために蓄積した企業データを活用できる可能性があります。一方でBI展開には課題発生がつきものです。ニュースサイト「ITウェブ」のリポートをご紹介します。

 BIプラットフォームが本来意図する目的を達成するためには、企業が分析対象データの精度と品質を確実に整備し、維持できることが必須条件です。

 BIには信頼できる情報と「インテリジェンス(価値のある洞察)」をスピーディに提供するという能力がありますが、この全体的なしくみはデータの品質という一点の上にバランスを取って成りたつものです。データの質に問題があると、BI展開が成功しません。正確なデータの整備と維持はデータ問題を解決する重要なポイントであり、BI活用の成功につながります。

 企業はデータの品質を強化、維持することによってBIレポートやアナリティクスの処理が最大限に効果的に行われていることを確認できます。

 ITウェブの別の記事では、精度の悪いデータの分析を続けるとBIの分析成果を損なう危険を冒すことになると述べています。このような問題を防ぐためには、情報を綿密に監視することができるよう、社内のデータの所有者を明確に定義することが重要です。