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2012.02.24

セルフサービスBIの活用で専門職への依存を軽減
【Panorama Software Industry News より】

 ガートナー主催による「ビジネスインテリジェンスおよび情報管理サミット」で討論が行われ、企業は高度なアナリティクスの技能を有する人材の確保に苦戦していることがわかりました。しかし、セルフサービスBIの導入が普及すれば、人材確保の問題はなくなるはずであるということを企業は認識するべきです。

 セルフサービス機能を搭載すると、企業内で社員の大半がBIソリューションを活用することができます。このため、セルフサービスを活用する企業はIT部門や高度な技能を有するアナリストへの依存を軽減することができます。つまりリポート作成作業が速く完了し、社員は自分の業務や分析の必要性に関連するデータだけを使って作業することが可能になります。

 「企業は、楽しく仕事を進めることができる十分な環境を社員に提供しなければなりません。」トヨタ・オーストラリアのBI責任者であるサイモン・ドーラット氏はコンピュータワールドの記事でこのように述べています。

 またBIは今後近代化投資の70パーセントを占め、CIOの役割を変革しつつあるという意見もあります。

 「ビズコミュニティ」の記事によると、南アフリカに拠点を置く食品メーカー「タイガーブランズ」は、最近、プラットフォームのアップグレードと同時にセルフサービスBIを導入しました。使いやすさが向上したことから、BIを使用する社員数が増加し、企業として多大なメリットを得ています。