2012.02.29
ビジネスインテリジェンス活用で患者治療を改善
【Panorama Software Industry News より】
医療機関では十分な情報に基づいて的確な判断を行うため、ビジネスインテリジェンスソリューションの導入が増加しています。患者の治療に関係する判断が多いため、その結果は非常に重大です。
CIOマガジン社主催による「CIO討論会 (Executive Council) 」で専門家が意見を交換しました。医療機関では分析ツールの機能を活用し、適切な意思決定を実行するために蓄積した情報を分析しています。
「弊社では米国人3人に1人の割合で顧客を持っています。我々の使命はブループランの関係会社38社から分析処理する前のデータを収集し、その情報を意思決定に適切な、利用可能なデータにすることです。」ブルークロス・ブルーシールド (Blue Cross Blue Shield) の社長兼CEO、スコット・セロタ氏はこのように述べ、米国の医療ビジネスでは「急速に情報の重要性が増大している」と言います。
また、同社のCIOダグ・ポーター氏も、BI活用方法の改善を目指して常に努力している、と述べています。
今年9月20日に第4回「医療機関向けBIサミット」がアメリカのミネアポリスで開催される予定です。世界各国の医療機関向けソリューションベンダーや情報技術の専門家が参加し、医療機関における情報の重要性などの議題を討論することになっています。