2012.02.29
ビジネスインテリジェンス活用における最高情報責任者の役割とは
【Panorama Software Industry News より】
企業における情報技術の役割が増大していることに伴い、最高情報責任者 (CIO) が担う仕事を精査する動きが起きています。企業は情報技術部門の幹部に期待するIT運営のありかたを明確に決めておかなければなりません。CFO.comの最近の記事をご紹介します。
ビジネスインテリジェンスソリューションを重視するようCIOに要請する企業が増えています。この役割を担う経営トップは「最高インテリジェンス責任者」と表現する方が適切かもしれません。
この場合のCIOの役割において、「I」とは情報としての業務データから、効果的な意思決定に必要な洞察、つまりインテリジェンスへの転換を表しています。
企業は蓄積した顧客、製品、売上などに関する膨大なデータを抱えており、その中に内在する洞察や価値の活用を目指しています。これはビジネスインテリジェンスの活用によって達成できるでしょう。こうした状況を受け、問題解決を目指して企業内データを活用しようとする企業が増えています。
最近アメリカで「米国CIOサミット2012 (2012 CIO Summit of America) 」が開催され、企業のIT部門の幹部の役割の変化について意見が交わされました。競争上の優位性を得るためのBI活用の必要性についてもパネルディスカッションが行われました。