2012.03.16
ビジネスインテリジェンス活用による長期的な計画策定
【Panorama Software Industry News より】
中堅企業ではビジネスインテリジェンスプログラムの導入決定の判断は困難な場合があり、多くの経営者はBIアプリケーションの必要性を慎重に検討します。しかしビジネスインテリジェンスがなければ経営者が収益の可能性を見逃す可能性があります。
ビジネスインテリジェンスソフトウェアは、企業の将来計画の策定と計画実行のための最も理想的な近道を提案することができます。多くの企業は、膨大なデータを自力で取捨選択することはできているが、重大な変動要因を見落とす場合があるだけだという認識を持っています。ビジネスインテリジェンスを活用すると、全てのデータが同じように重要であると考えることができます。
ビジネスインテリジェンスを活用するメリットのひとつは、BI活用によって企業内に対話が生まれることです。財務部門の責任者はデータ分析のためにBIを活用することによってIT部門との対話がしやすくなります。タタコンサルタンシーサービスの北米担当リーダーであるマーク・グリフィン氏は、BI活用によって生まれる対話のメリットについて次のように述べています。
「事業部門は具体的なニーズを明確に伝える必要があります。その上で、そのニーズに対応できたかどうかについて部門間で検討し、確認することが重要です。」
企業内における対話維持と具体的な情報に基づく予測の実行によって、事業の長期的計画を策定し、適切に計画を実行することが可能になります。