2012.03.19
ソーシャルメディアを利用して拡大するビジネスインテリジェンス
【Panorama Software Industry News より】
北米アトランタで開催された「2012エグゼクフォーラム」で調査結果が発表されました。今後ソーシャルメディアによるデータ収集は、ビジネスインテリジェンスベンダーがもっとも成長を期待できる分野になると予測しています。
今回の調査では、現在ソーシャルネットワークからデータを収集していない企業は全体の75パーセントに上りました。これは今後この分野が拡大する可能性があるということです。実際に顧客関連ビジネスインテリジェンスの売上は毎年堅調に増加しており、早期導入段階が拡大している兆候を表しています。
企業は競争上の優位性を得るために顧客との接触を増やし、多くの情報を収集しようとしており、ソーシャルメディアの利用とデータ収集はBIベンダーにとって今後数年間でもっとも急速に拡大すると予測される分野です。
拡大をつづけるソーシャルメディアから収集するデータをBIアナリティクスと組み合わせて活用することによって、BIが有効に機能し、重要な役割を果たすことが確認できます。できるかぎり多くの情報を取得することで予測の精度を高めることが可能になり、その結果最適な製品の開発につながります。これはベンダーが製品、サービス、ソートリーダーシップ、成功事例を実現するための絶好の機会になるでしょう。