2012.03.28
優秀なビジネスインテリジェンス技術者の確保が急務
【Panorama Software Industry News より】
ここ数年ビジネスインテリジェンスの優れた機能性がさまざまな業界で注目を集めています。企業はビジネスインテリジェンスソフトウェアに習熟した技術者の確保を重視しています。インフォメーションウィークの記事ではBI技能の習熟トレーニングによって社員を確保しようとする企業間の「戦い」について特集しています。特に予測分析プロジェクトを担当する能力があるデータサイエンティストが重要であると指摘しています。
ある人事担当者は次のようにコメントしています。「一般的にデータサイエンティストはデータモデリングに精通した統計学者であり、利用可能なデータにどのアルゴリズムを使用するのが適切かを判断することができます。」
ビジネスインテリジェンスを重視する姿勢は技術者への報酬に表れています。BI技術者のうち現在の報酬に満足していないと回答したのは12パーセントであり、非常に不満であると回答した技術者はわずか1パーセントでした。景気回復傾向を受けて企業の財政難が緩和され、IT部門はBIを中心に据えた取り組みを開始しています。
インフォメーションテクノロジーおよびプロテックが行った調査によると、全体的にIT部門は予算を増強し、スタッフをトレーニングして雇用を確保しようと努力しています。プロテックによる調査では、企業は新規に採用する技術者の将来性を確信し、IT戦略を派遣雇用から正規雇用に変えるという傾向にあります。