2012.03.30
タブレット端末の普及を促すビジネスインテリジェンスソフトウェアへの期待
【Panorama Software Industry News より】
タブレット端末、特にアップル社のiPadなどは人気商品としてよく知られていますが、最近の調査によると、企業はモバイル機器からリソースマネジメントソフトウェアやBIダッシュボードを利用したいという要望があり、主に企業ユーザーがモバイル技術の発展を促進していることを示唆しています。
米国ではタブレット端末は急速な勢いで管理職の必須アイテムになりつつあります。大半のユーザーは日に何度もタブレットを使用する傾向にあり、企業による導入が今後増加することが予測されます。
いまタブレット端末は導入の初期段階にあり、主な用途は手帳としての使用やメールの送受信ですが、今後はビジネスインテリジェンスのレポート作成などの高度な機能が導入拡大を促進するでしょう。
IT情報サイト「CIOマガジン」は、BIソフトウェアにモバイル機器からのレポート生成機能を求める企業の本格的な需要が高まっていると伝えています。専門家の意見によると、日常的なコンピューティング端末としてのタブレットの使用が増加していることは、ユーザーのデータを扱う方法が明らかに変化しているということです。現在、いわばモバイルBIの試行が行われ、レポート生成が即時に実行できる機能を現場の社員に展開しています。数値の変更がある場合にもオフィスのパソコンを開く必要がなく、その場で作業できることが評価されています。