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2012.07.30

ビジネスインテリジェンスで企業価値をスピーディに実現
【Panorama Software Industry News より】

 ビッグデータアナリティクスの時代に突入した今、ビジネスインテリジェンスは大幅な企業変革を実現することができます。データ活用プログラムの展開によってスピーディに情報から価値を取得し、確実に好調なスタートを切ることができると「ソーシングフォーカス」が特集しています。

 スピーディに価値を生み出す
 アナリティクスツールを活用するまでの手順をどこからスタートするべきか、悩んでいる企業がありますが、「ソーシングフォーカス」によると、展開する最初のビッグデータプログラムを迅速に実行すると高い投資利益率が実現し、アナリティクス導入において他社より有利なスタートを切ることができます。

 コールセンターの記録、顧客とのメール、ソーシャルメディアの内容など、カスタマーセンターから入手できる情報には大変貴重な価値があります。適切にデータを取得し分析することによって、顧客の考えや顧客の動向を正確に把握することができるでしょう。

 中堅企業にとって上記のような方法にはメリットがあります。膨大な量の新規のデータが次々と保存され、それをすべて効率よく活用し取り入れることには限界があります。無料で入手できる情報や日常的な顧客とのやり取りを通じて取得するデータストリームをもとにして、ビッグデータ戦略を構築できる可能性があります。

 取り入れるデータ量が膨大になり、蓄積した情報の使い方、もっとも重要な部分を特定する方法について判断しにくい企業が多くなっています。自社の状況を考慮し、具体的な事業目標を明確にしたうえで全体的な計画を策定することが成功のカギです。

 経営者の自信
 マーケティング調査会社「ハリス・インタラクティブ」の調査結果によると、IT責任者はビジネスインテリジェンス導入から有意義な価値を得ることを確信しています。経営者の70パーセントがビッグデータアナリティクス導入後1年以内で投資利益率が増加すると回答しています。

 「ハリス・インタラクティブ」のデータによると、中堅企業のユーザーはビッグデータアナリティクスを有意義に活用することができることがわかりました。調査によると、大企業よりも中堅企業の経営者の方がビッグデータの価値を評価する能力が高いといわれています。