インフォグラフィックで社内の情報理解を深める
【Panorama Software BI Blog より】
データのビジュアル化はあらゆる企業で広く行われている動きのひとつです。いま企業の経営トップは、社員ひとりひとりが洞察の活用によってメリットを得られるよう社内に洞察を広めようと努力しています。理解しやすくユーザーにとって使い勝手のよいレポートをBIが生成することが可能になったことで、分析的情報を企業内で共有し、活用する方法はまったく新しいものになりました。とはいえ、グラフや図表はもっとも人気のある表現方法ですが、データの視覚化表示の実践の進歩は単なるグラフや図表の域を超えたものでなくてはなりません。インフォグラフィックは新時代のデータのビジュアル化とレポート共有を実現するツールです。なぜならインフォグラフィックを使えば情報の説明がいままでより大幅に効率よく行えるからです。ダッシュボードの閲覧対象者の興味や関心を引き越し、情報が実際に意味するところが理解しやすくなるでしょう。
昨今は、企業内で情報を適切に広め、非常に理解しやすくかつ明快な方法で洞察を提供することが求められています。それが出来ない場合は、BIの可能性を最大限に実現する可能性は実質的にゼロになってしまうでしょう。グラフや図表は、表計算など従来のレポート書式からは確かに進歩したツールです。しかしグラフや図表ではこれを見る社員の全員に必ずしも重要な箇所を提示することができるとは限りません。
これまでの分析情報の提供では、社内ユーザーのあいだで異なった解釈がされたり、あるいは理解が進まないといったリスクがありましたが、インフォグラフィックを使えばそのリスクを軽減できる「ストーリー:数的な事実を捨象し、説き聞かせる物語」を作成し、メンバーに配信することも可能になります。データのビジュアル化によってアナリストやリーダーはさらに大きな管理権限を得ることができ、価値ある知見を、より一層ギャップなどを減らし、きめ細かく最新の注意をはらってしっかりとその意図するところをメンバーに伝えることができるでしょう。