業務のあり方を変えるBI活用の10のメリット
【Panorama Software BI Blog より】
BIはユーザーに知識のパワーを提供します。このBIのパワーは多くのメリットをもたらしますが、あなたの事業展開の方法をこれまでと全く違ったものにトランスフォームすることも可能です。本稿では的確なBIツール活用によって得られる、シンプルながらパワフルな10のメリットについてご紹介します。
正確でタイムリーな業務の意思決定を行うための洞察を取得できる。ビジネスの現場では単なる推測を避ける必要がある。企業経営者は推測や直感に基づいて意思決定を行う場合が多いが、不十分な情報に基づいて意思決定がなされると、その判断は正確ではないと判明することがある。BIを使用すれば、データや洞察に基づいて正確な意思決定がなされ、直感によってぶれることが少なくなる。経営判断を迅速に行うために、データをリアルタイムで分析することができる。
新規の売上増加の機会を把握できる。すべての業務データを分析できるようになると、過去に見落としていたかもしれない販売機会の可能性について洞察を取得できる。現在の市場状況に即してかつ顧客満足度をより高めることができる、新しい提案を作成することができます。
特定のKPIについて、データが変化するとその都度アラートや通知を受信する機能により、KPIの追跡管理がうまくいく。データが変化すると通知を受信できるので、その現象がなぜ発生したか、問題解決のために何ができるかを分析することができる。
ユーザーのすべての質問に回答が得られるようになる。加えて、問題に対する踏み込んだソリューション、すなわちユーザーが考えもつかなかったような洞察を取得することができる。これが自動洞察機能の優れた点であり、BIは人にありがちな観察バイアスを回避し、問題に対してユーザーが気づかなかった「答え」を提示してくれる。
様々なスキルレベルのユーザーがBIデータにアクセスし、ダッシュボードを使用できる。セルフサービスのソリューションにより業務ユーザーはIT担当者に依存する必要なくデータにアクセスし、ダッシュボードを構築する。さらにユーザーみずから主要な指標や必要な帳票にアクセスできるようになる。管理されたセルフサービスBIツールを使うことで社内すべての業務ユーザーがBIのメリットを実感し、全社統一分析を維持できる。
顧客を360度の広範囲な視点から分析。顧客の行動をよりよく把握し、それに基づいて顧客のニーズに合わせた提案ができる。顧客の購買動機、購買行動や、時間や場場所などの購買パターンを知ることによって企業利益につなげることができる。
在庫管理の改善。発注した在庫量の管理、適正な在庫管理のための物流管理がBIによってしやすくなる。さらに、在庫データに異常値が発生した場合に検知できる。
業務効率の改善。BIはわずか数秒でユーザーに洞察を提供し、大幅な時間の節約を実現する。帳票の作成に何週間もかかる時代は過去のものとなり、あなたのチームではよりスピーディにソリューションを得ることができる。
資金や要員の配分が適切に行えるようになる。BI活用によって業務のどの分野にもっと資金や要員を割り当てる必要があるかが判明する。BI活用によってそれぞれのビジネスユニットの業務の現状を分析、把握でき、さらにどうすれば業務の改善ができるかについて洞察を得ることができる。
あなたのチームの潜在的能力をフルに活用する。業務のデータに変化を発見したときにチームのメンバと共同作業やディスカッションを行うことができる機能により、より効果的な意思決定ができる。具体的な問題解決のために、どのユーザーと特別チームを編成してディスカッションを行うべきかを、BIが判断する。