OLAP
(英:OnLine Analytical Processing
(読み方:オンライン・アナリティカル・プロセシング
(別名:オンライン分析処理多次元分析

OLAPとは、データベースからデータを取り出し、多次元的な分析を行う処理のことである。Panorama Softwareが開発し、1996年にMicrosoft社に売却したデータディスカバリ技術。高度な分析を行う、「what if」シナリオを計画する、帳票を無制限に表示する機能など多くの機能がある。BIにおける代表的な分析手法である。リレーショナル・データベースを利用したROLAPと、多次元データベース(キューブ)を利用したMOLAPに大別される。両者の中間的立場であるHOLAPもある。キューブROLAPで生成される、擬似的な多次元データベースも含む)に対して、ドリリングスライシングダイシングといった方法で操作し、分析を行う。代表的なOLAPサーバとして、SSASが知られる(なお、SSASは、ROLAPMOLAPHOLAPの中から任意の動作モードを選択する事が出来る)。

BIシステムは、専ら、こうしたOLAPサーバに、BIツール(Panorama NovaView®など)を組み合わせ、ユーザーのニーズに合わせたインターフェースや機能を追加する形で構築される。