ソーシャルビジネスインテリジェンスが2011年のトレンドを支配する?
「ここにいて欲しい人」とヴァーチャルに分析/意思決定する時代の到来
【Panorama Software Industry News より】
ビジネスインテリジェンスがソーシャルになる2011年
Facebookやその他ソーシャルメディアのビジネスインテリジェンスへの影響は、今年さらに鮮明になってくるであろうとのレポートがInformationWeekに投稿されました。
寄稿者であるシンディ・ホーソン(Cindi Howson)氏によると、2011年のBI業界を方向づけるトレンドをハイライトするものとして「企業はソーシャルビジネスインテリジェンスに大いに注目することになる」と予測しています。
「FacebookのBIへの影響を予測する」としてホーソン氏はこう述べます。「デシジョンメーカー(意思決定者)は、しかるべき人をヴァーチャルに召集することになる;データとそれに対する分析をセキュアにする責任を負うIT部門に代わり、ユーザー自身がフローと内容をコントロールすることになります」
それはビジネスデータからインサイトを収集するために、従来の方法を打ち破るために必要とされたイノベーションである、とレポートでは述べられます。リアルタイムでの結果と分析を必要とするとき、電子メールに添付されたり、書類管理システムに保存されたBIレポートに基づき議論するという古いモデルは、もはや有効な方法ではないということです。
ソーシャルビジネスインテリジェンスへの波は、先月のBeyeNetworkのレポートでも観察されたところです。寄稿者であるバリー・デブリン (Barry Devlin) 氏は、コラボレーションはデシジョンメーカーが「データ - インフォメーション - ナレッジ - ウィズダム」スペクトラム内で、データや情報を中心にしたアプローチから、ナレッジ(知識)とウィズダム(知恵)を中心にした方法にシフトしていると報告されています。
ソース:
InformationWeek