中小企業を対象としたBIソリューションの展開が市場全体に好影響
従来のBIの一歩先を想像させるイノベーションへの期待
【Panorama Software Industry News より】
中小企業が対象のBIソリューションは、総合的なアナリティクス市場を前進させる可能性
ターゲットを中小企業に定めて作られているビジネスインテリジェンスのイノベーションは、総合的な市場の前進を促進する可能性があります。BeyeNetworkのレポートをご紹介します。
BIソリューションベンダーの創業社長であり、今回の記事の著者であるリンゼイ・ワイズ (Lyndsay Wise) 氏は、次のことを強く主張しています。中小企業を対象とする多くのソリューションは、あらゆる規模の企業にも恩恵をもたらすかもしれません。組織全体への展開のために中小企業が利用しているニッチな製品は、より規模の大きな企業の成熟したBIインフラに価値を付加することもあり得ます。
「全体的に見て、ソリューションプロバイダーが1つの市場グループに焦点を合わせるかどうかを決定する要因となるのは、問題が売上以外のところにまで広がっていることである、というのが実際のところです。それは類似した産業内でシステム的な課題に直面しているときになります」(ワイズ氏)
ビジネスインテリジェンスプラットフォームが持つ、幅広い範囲の柔軟性や可用性は、企業が従来のBIの先を思い描くことを可能にする、とレポートでは紹介されています。
調査会社であるIDCが言うには、ソーシャルビジネスインテリジェンスの導入はこの先数年で増加するだろうと言うことです。中小企業の40パーセントが今後3年間でソーシャルBIのようなソーシャルビジネスソフトウェアを導入すると予測されています。全体的としては、ソーシャルビジネスソフトウェア市場は2014年までに38%の成長を見せるでしょう。
ソース:
BeyeNetwork