BIで取り組むアプリケーション・ライフサイクル管理
【Panorama Software Industry News より】

　ビジネスインテリジェンスの普及が急上昇し、新しい分野にも次々と活用が進んでいます。最新のITビジネスエッジの報告によると、そのひとつがアプリケーション・ライフサイクル管理です。

　アプリケーションコードを個別に管理するソリューションはすでに使われていますが、今、プロジェクト全体を管理するBIソリューションが発売されています。リポートによると、BIツールを加えることによって、点在するアプリケーション・ライフサイクル管理プロジェクトを関連づける作業やKPI確認作業が簡単にできるようになり、既存のツールと共存して使用できます。

　「単なる事実だけではなく、このような情報の可視化を望んでいる多数の業務ユーザーが存在します。また、タイムリーなコード配信が実は業務全体の効率にとって非常に重要であることを、開発者に意識づける役割も果たしています。」ITビジネスエッジの執筆者マイケル・ビザード氏はこのようにリポートしています。

　今後、数年の間にSaaSやソーシャルモデルの出現により、ビジネスインテリジェンスはさらに普及し、展開が加速します。インターネットを通じてソリューション・ベンダーが行った調査によると、2011年度中にBI関連への投資を増加するという回答が45パーセントに上り、少なくとも前年度並みになるという回答も33パーセントでした。

　ソース：
　IT Business Edge